歴史で言うと、今年は「明治1年(1868年)から数えて150年目」です。
それにともなって、「江戸」という地名が「東京」に改められ、今年で150年になります。
でもそんな平和に進められたものではないんですよ??(歴史をしっかり習って覚えている人は知ってますよね??)
この年は、当時の日本・江戸のシンボルである江戸城が、焼き尽くされるかもしれないという、大変なことがあったかもしれない年でした。
その一大事に関わったのが、せごどん、いわゆる「西郷隆盛」だったのです。
しかも、城を守る方ではなく、城を焼き尽くそうとした方なのです!!
力ずくで、江戸の幕府の勢力を滅ぼそうとした、それが西郷隆盛だったのです。
昔は何でもありの時代だから、こういうことも平気で行われていました。今の時代では間違いなく死刑になるでしょうね。それでも、「日本の新しい国づくりをした」という西郷は、歴史上のヒーローなんですよね・・・。不思議ですね。
(上の肖像画は、西郷本人ではないと言われる有名なものですね。)
「江戸城焼き尽くし計画」は、実行日の前日に、なんとか中止になりました。
西郷はやる気満々だったのですが、江戸城そして江戸の町を守りたいと、西郷の前に現れたのは、
(歴史の教科書にはあまり出てきませんが)勝 海舟(かつ かいしゅう)という、江戸幕府の偉い人でした。
では、なぜ、実行前日に、焼き尽くしは取りやめになったのか・・・?
―――― 3月、城の焼き打ちの前日。 西郷と勝海舟の、「ひざを突き合わせての話し合い」がおこなわれていました。
(つづく)
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