先日、来年の4月27日から5月6日までの10日間がすべて休日になる、という案が、政府で正式に決定したとのこと。
では、10日間の休みがどのように全部くっついたかを、ざっくりと説明すると・・・。
① 来年は、4月27日(土)28日(日)29日(月曜・昭和の日)の3連休がある。
② 4月30日~5月2日は、平日である。(本来は)
③ 5月3日(金)~5月6日(月曜・こどもの日の振替休日)が4連休である。
これだと、来年の4月27日~5月6日のカレンダーは、
★★★△△△★★★★ (★=休み △=平日)
になります。
↓
普通であれば来年のゴールデンウイークは、3連休+3日学校(仕事)+4連休、となるのですが、これに
「天皇陛下の生前退位により、皇太子さまが即位される5月1日の儀式が「国民の祝日」になる」
が追加されます。すると、
↓
★★★△★△★★★★ のように、真ん中の△(5月1日)が★に変わります。
さらに、
「国民の休日に挟まれた日は休日にする」という、なんともラッキーな日本のルール(?)によって、
↓
★★★★★★★★★★ ジャーン・・・!
見事、10連休の出来上がりです。
国民はみんな大喜び!!!
休みがいっぱい! 遊びがいっぱい! 宿題がいっぱい!(?)
・・・・・・とは、ならないんですよね。
10連休だからと言って、みんながゆっくり休めるかと言ったら、決してそうではありません。
例えば、「遊園地に遊びに行く」となると、「遊園地ではたらく係員さんは、休みの日に仕事に行かなくてはならない」んです!
これも「社会のからくり」とでも言いましょうか・・。
(つづく)
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