2018年10月24日水曜日

空前絶後の怒涛の10連休(その1)

先日、来年の4月27日から5月6日までの10日間がすべて休日になる、という案が、政府で正式に決定したとのこと。

では、10日間の休みがどのように全部くっついたかを、ざっくりと説明すると・・・。

① 来年は、4月27日(土)28日(日)29日(月曜・昭和の日)の3連休がある。
② 4月30日~5月2日は、平日である。(本来は)
③ 5月3日(金)~5月6日(月曜・こどもの日の振替休日)が4連休である。

これだと、来年の4月27日~5月6日のカレンダーは、

★★★△△△★★★★ (★=休み  △=平日
になります。
 ↓

普通であれば来年のゴールデンウイークは、3連休+3日学校(仕事)+4連休、となるのですが、これに
「天皇陛下の生前退位により、皇太子さまが即位される5月1日の儀式が「国民の祝日」になる」
 が追加されます。すると、
 ↓

★★★★★★★ のように、真ん中の△(5月1日)が★に変わります。

さらに、
「国民の休日に挟まれた日は休日にする」という、なんともラッキーな日本のルール(?)によって、


★★★★★★★★★★ ジャーン・・・!

見事、10連休の出来上がりです。

国民はみんな大喜び!!!
休みがいっぱい! 遊びがいっぱい! 宿題がいっぱい!(?)

・・・・・・とは、ならないんですよね。

10連休だからと言って、みんながゆっくり休めるかと言ったら、決してそうではありません。

例えば、「遊園地に遊びに行く」となると、「遊園地ではたらく係員さんは、休みの日に仕事に行かなくてはならない」んです!

これも「社会のからくり」とでも言いましょうか・・。

(つづく)

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